コロナ禍ではありますが、久しぶりに子供たちを連れてお出かけしました。
出かけた先は三芳町の「三富今昔村」です。川越から車で30分で着きます。
こんなに近いのに今まで知らなかった・・・
教えてくれた妻の友人に感謝です。
朝、9時半ごろに出発して、開園時間の10時に間に合いました。
駐車場には車が3台。駐車場は、「やまゆり」と「りんどう」の二つあって、今回、「りんどう」に停めました。
大きな道から普通にくると「やまゆり」が手前で、「りんどう」が奥になるので、そのせいで空いていたのかもしれません。
ただ、これだけ空いていれば密になる心配もあまりないし、のびのび遊べます。
駐車場のすぐそばに「オークリーフ」というお土産屋があり、ここで入場料を支払って、シールとやまゆり鉄道(ミニトレイン)の乗車券をもらいます。
もらったシールを見える位置に貼って行動することになります。結構大きなシール(横10cm、縦5cmくらいかな)です。
ちなみに入場料は大人800円(平日は500円)、18歳未満の子供は無料です。
初めての場合は、「三富今昔村 入村BOOK」という村の成り立ちや里山でのルールを記載した冊子を購入することになります。こちらは200円です。(家族で1冊)
入場してすぐ、ニワトリ小屋があり、子供たちはいきなり盛り上がってましたが、ここで時間を使うと、やまゆり鉄道に乗るのが遅れそうだったので、後で遊ぼうねと言って、先を急ぎます。
ニワトリ小屋を過ぎると大きな広場に出ます。
ここにはピザ、ラーメンなどの売店や、やまゆり鉄道の乗り場があります。
やまゆり鉄道は混んでいるときは、朝に予約して午後に乗車となるようですが、空いていたため申し込んですぐの乗車(5分後)となりました。
ただし、大人2名、子供2名(小学生と幼稚園)で行ったのですが、もらえる乗車券は2枚(お金払った大人分)となり、乗車券1枚につき、大人1名と未就学児1名しか乗れず、小学生の場合は大人と同じ扱いとなり1枚消費してしまうため、全員で乗ることはできません。
家族全員で乗りたい方は要注意です。
というわけで私は乗らずに、妻と子供二人が乗りました。正直なところ、「そんなに乗りたくなかった」ので、我が家としては問題なしでした。
あの小さい座面と窮屈な足もとがつらい・・・スタッフの人は入れ替わりながらなのかな~一日中だと痔になるんじゃないかと思ってしまう。
やまゆり鉄道の後は、「里山の野草でつくる虫よけスプレー」という体験プログラムが10時半からだったので、急いで移動。5分しかないけど、「くぬぎの森交流プラザ」という、もう一つの駐車場に隣接している建物まで急ぎました。
400mくらいの距離を急いだのですが、結局5分前には集合していないとダメとのことで、10時半の回には参加できず、14時の回を予約しました。
料金は3名以上のグループで参加の場合、一人1200円です。(1~2名だと一人1500円)
「くぬぎの森交流プラザ」は結構立派な建物で、レストランがあるほか、謎のオブジェもあります。
オブジェはハンドルを回すと翼が動くギミックが付いているのですが、うちの子は調子に乗って回していたら、手が滑って鉄筋のようなものに当たって痛そうでした。あまり速く回さないことをお勧めします。
くぬぎの森交流プラザ 謎のオブジェ 交流プラザの周りの景色 村内マップ
体験プログラムまで3時間以上あるので、子供たちが楽しみにしていたアスレチックコーナーに向かいます。上の地図を見てもらうと分かりますが、地図の左下が「くぬぎの森交流プラザ」でアスレチックがあるのは地図の結ゾーンになります。ほぼ対角線上の反対にあり、400m以上移動です。
おじさん、足がパンパンになりそうです。
歩いてばかりで少し疲れたところで、アスレチックコーナーに到着。
子供たちは元気に遊び始めました。彼らは疲れをしらないのだろうか・・・うらやましい。
アスレチックは、逆アーチ状の雲梯や吊り橋、ターザンロープなど、種類は多くないですが、基本を押さえたものになっています。
それだけなら、川越の伊佐沼の方がもっと充実したアスレチックがあるのですが、ここの面白いところはなんといっても「ツリーハウス」です。
3つもあって、子供たちは目を輝かせて上って行きます。
1時間くらい、飽きずに遊んでました。
お昼の時間になったので、アスレチックの隣にある最初の広場で、昼食です。
ピザ、ラーメン、肉うどん、卵サンドなどが注文できます。
ビール、ワインもおいてあるので運転手がない方はありです。
ピザは注文を受けてから生地を伸ばして焼く本格派で、20分くらい待ちます。
私は、幼稚園児が頼んだラーメンの残りと、小学生が頼んだピザを半分もらいつつビールを飲みました。ラーメン、ピザともに美味しいのですが、どちらも1000円以上します。
ビールはロングルート・ペールエールというアメリカのクラフトビールを注文。苦味が結構強いですが、美味しいビールでした。ちなみに350mlで500円くらいでした。
お昼ご飯の後はお楽しみの体験プログラムですが、まだ少し時間があったので、アスレチックに戻って少し遊んだ後、「陽ゾーン」を通ってあえて遠回りして向かいました。
少しわかりにくいのですが、アスレチックの奥に神社があり、その神社の裏の道からいくことができます。
「陽ゾーン」にはDAYキャンプ用のテントや輪投げコーナー、空の万華鏡?(うろ覚え)と命名された上を見上げる木製ベッドがあります。
一番奥になる場所なので、人があまりいませんでした。背の高い木が多く、気持ちの良い木陰が広がっている良い場所ですので、立ち寄ってみることをお勧めします。
空の万華鏡 DAYキャンプ用テント
さて、お待ちかねの体験プログラムです。
綺麗なお姉さんが先生でした。
材料が用意してあって作るだけというのを想像してましたが、しっかり野草を摘むところから実施します。子供は虫よけ・チンキ作りなんて興味ないかと思ったのですが、しっかりとお姉さんの説明を聞いて、ドクダミ・ヨモギ・ミントを摘んで楽しそうです。
他の草の名前も知りたくなったようで、なんでもお姉さんに尋ねるのですが、雑草みたいなものなまで全ての名前を知っているわけではなく、ちょっと困ってました。お姉さん、ごめんよ。
ヨモギやミントを摘める場所は、ハーブ園になっていてほかにもハーブが沢山ありましたが、ハーブ園の中の水たまりには、オタマジャクシがびっしり。下の子が我慢できずに触ってました。
ハーブ園の水たまり ハーブ園手前 ハーブ園奥
野草を集めた後は、虫よけスプレー作りから開始です。
摘んできた野草+ゼラニウム(野外で採れないから用意されてました)を以下のような器具に入れて、火にかけて、抽出したアロマウォーターのようなものにエタノールを加えて、虫よけスプレーにしてました。理科の実験みたいで子供たちはしっかりと見ていました。
続いてチンキ作りです。チンキは、瓶の中に野草+見た目をよくするためにタンポポの花などを入れて、ホワイトリカーに漬けます。チンキはこれで完成ではなく、一週間冷暗所において完成となります。(以下の写真右上の手に持っているのが作成したチンキです)
体験も終えたので帰ることにしましたが、ニワトリ小屋の前を通ったときに思い出したように、ニワトリに駆け寄っていく子供たち。
近くに生えている雑草を与えることできて、草を持っていくたびにニワトリが寄ってくるので、とても楽しそうにエサやりしてました・・・30分くらい。
気長に見守ってから帰路につきました。
いやー思ったより盛り上がってよかった。子どもが野草の名前に興味を持つし、良い経験ができました。
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